| 諸説色々あり、コレだ!と断定できるものはないようですが、その中でも有力じゃないかなと思っている説をご紹介します。それは ダッチつまりオランダ人が売り歩いたとされる説です。
ご承知の通り、1492年にコロンブスによってアメリカ大陸が発見された後、16世紀になると南北アメリカ大陸はヨーロッパ人によって植民地化されていきます。当初はマンハッタン島を買い上げるほどの勢力を誇っていたオランダ人は、17世紀後半の英蘭戦争に敗れ、その座をイギリス人に奪われてしまうのですが、どっこい、商魂たくましきオランダ人は、日用雑貨品など「これは売れる」と思ったものを訪問販売で売り歩くんですね。 その中の一つに古くからヨーロッパで重用されてきた鋳鉄、つまり鋳物の蓋付き鍋があるんです。
他にもダッチ・オリリーと言う人が自分の名を付けたと言う説などがあるのですが、 何はともあれヨーロッパからアメリカ大陸に人が渡り、ウエスタン映画で有名な時代から南北戦争を経て、現在にまでアメリカで愛され続けてきた鍋であることは間違いなく、そこには合理主義発祥地の国民性に訴えるだけの魅力があったわけです。 |